INFPはMBTIで「仲介者(Mediator)」や「夢想家(Dreamer)」と呼ばれます。心理機能はFi(内向的感情)+Ne(外向的直観)で構成され、内面の価値観を大切にしながら、無限の可能性を想像する力を持っています。
一見おっとり優しそうに見えますが、頭の中では壮大な理想世界が24時間稼働中。現実世界に足を着けるのはちょっと苦手ですが、そのギャップが魅力です。今回はそんなINFPのあるあるを10個ご紹介します。
1. 気づけば物語を作っている
現実の出来事を勝手にストーリー化。友達との会話も心の中ではすでに小説のワンシーン。
2. 理想の未来を考える時間>現実的な準備
「こうなったら素敵だな」という妄想に2時間、実際の行動は5分。
3. 人の感情に敏感すぎて疲れる
相手の声色や表情から感情を読みすぎて、勝手に気疲れ。本人は全然気にしてない場合も多い。
4. 興味のあることへの没入力は異常
好きな本や作品にハマると、数時間〜数日間、現実世界からほぼ離脱。
5. 気分が作品の出来を左右する
絵や文章を作る時、「今日はなんか乗らない」で全作業ストップ。締切より感情優先。
6. 自分の世界を守るために距離を取る
嫌な雰囲気やストレスを感じると、すっと距離を置く。説明はしない、ただ消える。
7. 小さな優しさで泣ける
知らない人の親切を見て涙ぐむ。感動のツボが他人とズレていることも多い。
8. 批判に弱くて引きずる
一言のダメ出しを何日も反芻しがち。その間、自己分析会議を無限開催。
9. 決断が遅い…というか保留癖
選択肢が多いと「どれも魅力的」に見えてしまい、決められないまま数週間が経過。
10. 自分の価値観に反することは全力拒否
普段は柔らかいが、大事な信念を踏まれると頑固さMAXで動かない。
専門家っぽいまとめ
INFPはFi+Neの組み合わせによって、内面的価値観と無限の発想力を融合させています。
このため、自分の「こうありたい」という理想像を日常のあらゆる判断軸に持ち込みますが、現実の制約とぶつかると急に行動がストップ。言い換えれば、頭の中は超展開ドラマ、現実はスローペース日常という構造です。
外から見ると「夢見がち」と思われがちですが、本人にとってはそれが呼吸と同じくらい自然。
結論
INFPは、世界を心の中で何度も作り直すロマンチスト。時に現実感ゼロですが、その豊かな感受性と想像力は周囲を癒やす力にもなります。
ただし、あまりにも理想の中にこもってしまうと、現実世界で迷子になる危険も。
とはいえ、それも含めてINFPの魅力。だって、理想がなければ世界はこんなに面白くならないですから。